Uganda Day89

iPhoneのベルの音で目覚めた。6時半の約束だったのに、ギリギリで起きてしまった。大慌てで着替え、外に行くともうお迎えが来ていた。初日から何という失態…。

 


職員の方の車に乗せて頂く。まだ日が昇る前の薄暗い道路を走る。途中、職位の方のアパートで合流して、計8人でナイル川のラフティングへと向かう。

 


カンパラから少しでも外に出ると、道沿いに木やレンガで作られた家や店が並び、牛やヤギや鶏が野放しにされている。車は日本と同じ左側通行。バイクが多く、道もアスファルトになっているところもあれば、なっていないところもあり、速度制限はあってないようなものである。サトウキビ畑が広がり、積載量オーバーにサトウキビを乗せたトラックが転倒しているのを目にした。

 


途中でいわゆる道の駅的な、屋台が集まっているところに立ち寄り、美味しいと評判のチキン炭火焼きを購入する。車を停めるなり、店の売り手が、片手に鶏肉の焼き串を大量に持って駆け寄ってくる。この光景がシュールで驚いた。チキンはとても香ばしくて、日本の焼き鳥より食べ応えがあって、あ、鶏の脚だなとわかる見た目で美味しかった。

 


2時間程でナイル川のラフティングツアーをしているオフィスに到着した。軽く朝ご飯にチャパティやゆで卵を食べながら説明を受けた後、靴もレンタルして着替えて、バスで40分程のポイントに向かう。

4人で1つのボート+ガイドさん+カヌー2人というサポートのもと、いざボートに乗り込む。私たちのガイドはレゲエっぽい風貌のウガンダ人で、かなりクセの強い人物であった。ラフティングはアメリカで何故かやることになって、一度だけ経験があるが、もっと人数がいたので大丈夫だったけれど、今回は少し不安である。ただ、ライン川は川幅が広く、見たこともない鳥や青い空が広がっていて、アフリカに来たことを改めて実感した。

 


落ちる練習やパドル操作を一通り学び、漕ぎ出す。なぎのポイントが凄まじく広く、常に漕いでいる感じだったが、恋バナやおすすめの漫画、映画の話を百物語風にローテして話しながら、その場の気を紛らわした。落ちるポイントで一瞬視界が真っ白になったと思うと波を被り、なかなかエキサイティングだった。途中、パイナップルやビスケットが配られて休憩しながら、なぎのところで水に浸かってみたりしながら、レベルが高いところはボートから降りてスキップしたりしながら、14時ごろに下川。漕ぐのは大変で、岩につっかえたポイントはあったが、初日から大自然を感じることができてとても満足した。

 


またバスに揺られてオフィスまで40分。見たことないアフリカのジンジャエール的な飲み物は喉がポカポカするほどスパイシーで気に入った。オフィスに戻ってから着替え、ランチを頂いた後、再びジンジャからカンパラまで戻る。途中、ケニア発のコーヒーショップに寄ってアイスコーヒーを買ったが、欧州で飲んだのとは違う独特の味で、私はこっちの方が好きである。少し酸っぱめでスパイシーな感じ。ウガンダはコーヒー豆を作っているらしい。道路沿いに時々、水を運ぶ子供達や、野菜を売るマーケットや、角がとても大きいアンコーレ牛などが見られ、色々なことを思った。

 


宿まで送って頂き、ビスケットをかじってシャワーを浴びた。ちゃんとお湯出た。6人部屋のドミトリーで、昨日いたらしい2人はもう出て行ったらしく、今日は私しかいないっぽいので安眠できそう。日焼けのヒリヒリを多少感じながら眠りについた。

 

 

f:id:N5-phage:20190902112553j:image
f:id:N5-phage:20190902112607j:image
f:id:N5-phage:20190902112600j:image
f:id:N5-phage:20190902112743j:image
f:id:N5-phage:20190902112616j:image
f:id:N5-phage:20190902112758j:image