Kenya→Uganda Day88

ケニアに着いたのは朝の5時。トイレを済ませて落ち着いてからアライバルビザの書類を書く。ケニアに宿泊する予定はないから、地球の歩き方で紹介されているホテルの連絡先を書いておいた。最初に怖そうなお姉さんの審査官の人の所へ。何日滞在するの?えっと、トランジットで今日ウガンダに行くんですけど…。顔行きが曇る。なんだか聞き取れない英語を言われて分かったふりをしたのはいいものの、突っ立ていることしかできず。このままでは入れないと、もう一度並び直して今度はおばちゃんの所へ。何日滞在するの?19日までです。どこに行くの?えーと、ナイロビとモンバサと…。OK、じゃ休日を楽しんでねー。終わり。ありがとう!おばちゃん!

 


バッゲージは既に大半の客が去った後で、私のだけくるくる回っていた。それを手にして、Departureに行くために一度、空港建物の外に出て並び直す。武器の持ち込みか何か知らないが、チェックインカウンターの前に荷物検査。引っかかる。何かマシーンが入ってるんじゃないか?ラップトップしか入ってないです!と言い張り、通してもらえた。よく考えれば、チーズカッターとおろし金ってマズイかなぁ。ま、通れたからいいや。

 


そしてチェックインカウンター。地獄のように並ぶ。進まない。1時間半近く並んでようやく私の番。オーバーブッキングを重ねに重ね、最初7時だったはずの便が12時55分の便になるという。7時の便は結局は乗れなかったんだけどね。フードバウチャーと書かれた手書きの紙をもらったが、カウンターのお姉さんが破るのをミスって亀裂が入った紙を渡された。食堂っぽい所に見せたら、使えないって…。なんなんだ一体。ただ、wifiは自由に使えたので、日記の更新をして過ごした。

 


お腹減ったよ…と思いつつようやくフライト。ちっちゃなサンドイッチが機内食で出た。フライトは1時間ほど。これを降りたらウガンダである。

 


ウガンダに着いたのは14時頃だった。空港ではトラクターが大活躍である。飛行機からアライバルまで地面を歩く。ウガンダのイミグレーションである。オンラインビザを取得していたので、並ぶのは時間かかったけど、それ以外はスムーズだった。そしてUSドルをウガンダシリングに替えて(ユーロでも両替できたんじゃん!)、simもだいぶ並んだ上にようやく手に入れて、いざ出口から外に出てみると、タクシーの勧誘に捕まった。お世話になる日本人職員の方から、相場は10万シリングと言われていたので、運転手にいくら?と聞くと12万という。じゃ、11で。ホテルまで送ってくれるみたいだし、雨だし、なんとか交渉成立。ドライバーは友好的な人だった。

 


車窓からアフリカに来たということを実感した。土埃でオレンジ色、家畜は基本野放しスタイル、お店は少しごちゃごちゃしていて、お肉屋さんなんかは、牛の脚がボン!生きた鶏がコケコケしている感じ。車はメイドインジャパンいっぱい。しかしなんだろう、この生活感溢れる感じ。ヨーロッパの綺麗な街並みにはないワクワクする感じ。

 


ドライバーに帰りの空港も送ってあげる、深夜でもいいよと言われ、一応電話番号をもらった。ルガンダ(ウガンダ語)でありがとうはウェバレニョというらしい、セボは男性に、ニャオは女性に対して使うなどなど色々教えてもらっているうちに、空港を出て40分くらいでカンパラ少し外れのホテルに到着した。バックパッカー宿であるが、なかなか綺麗だし、人生初めての蚊帳に入る。気温は快適で、蚊もほとんどいなかった。

 


少し部屋で休憩した後、今回お世話になるJICA職員の方が会いに来られて、挨拶や旅の経緯や大学等について話した。私は男だと思われていたらしく、驚かれた様子だった。ウガンダにおいて沢山の日本の農業関係機関を紹介して頂き、充実したアフリカの滞在ができそうである。

 


明日はJICA職員の方とラフティングに連れて行って頂けるそうなので、寝不足をチャラにするため、そうそうと蚊帳に入って寝た。

 

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