Swizerland Day46

結局3時間くらいしか眠れず。ベンチは良かったけど寒くて。上着も荷物に入っているし。朝4時に自販機のコーヒーを飲み、バナナと変な形のモモを食べて、トイレを往復しながら、交通機関を調べたりとかメール返したりとかしていたら6時頃に。今日は再び荷物を取りに空港まで赴かなければならないので、せっかく身軽なのだからと電車でぶらっとハイジの村、マイエンフェルトに行くことにした。空港から片道2時間。この村はたまたま日本に帰った時に本屋の旅本を眺めていたら見つかったという…。

 


山と農業風景がおりなす絶妙な風景を眺めながら電車に揺られ、到着。バスもあるみたいだが、歩いてでもいけるっぽいので、40分ほど坂を登り街を抜けると葡萄畑とカウベルの音が聞こえる世界に。ハイジの村までもう少し登ると、ハイジの銅像や看板が見えてきた。当時の暮らしを体験できる博物館や、アニメに出できたハイジの家やお土産やさんの上にあるギャラリーは有料で、後にすることに。ここまでかなり歩いたのだが、ここからさらに片道2時間(実際は1時間強だった)登ると、本当のモデルになった家があるというので、頑張って歩く。途中途中に説明書きや、小説とリンクした場面の話などが書かれており、飽きずに楽しめる。あぁ、ここがヤギの水飲み場か、とかクララはこの景色を見たのか…と楽しみながら、時には急な山道も。拓けた場所に出ると、おんじの家っぽい建物が見えてきた。今はカフェになっているらしく、軽食が食べられるが、私は買う気もなく写真撮影をして帰ろうとしたところ、日本人女性の方が話しかけてきた。彼女は6月から3カ月かけて世界一周券で旅をしているらしく、旅のコツやアフリカはどうだったとかの話をして、気もあったので一緒に下山することに。身の上話や農業の話や、オススメの本などを教えてもらい、ハイジ村の観光も一緒にした。行く大陸ごとに主要国を決めて大きめ荷物をホテルに預けて、近くの国を周るとか、サファリはボツワナもいいなど、初耳の情報も多かった。

 


気がつけば15時を過ぎ、Zürichに帰ったのは16時過ぎ。お昼は食べていなかったので、夜一緒に食べようということになり、結構有名らしいラクレットのレストランへ。ヨーロッパのレストランに入ったのは、思えば初かもしれない!勇気もないし、高いので。私は今はまっているシードルに近いアップルサイダーとラクレットのセットを頼んだ。ラクレットって半円に切ったチーズの切り口を溶かして削ぐみたいなイメージがあったけど、四角く切って、一人用で溶かすヤツもあるのね…。お味はそりゃ美味しかったですよ!ただ主食がポテトなので腹に溜まる&野菜たちはほとんどピクルスになってた笑。とても満足した。スイスといえど暑く、飲み物も進んだ。彼女には奢っていただいた。

 


空港へ向かう途中coopに立ち寄り、常温で売られているカラフルなゆで卵を買う。なぜ常温なのに1ヶ月も消費期限があるのだろう…、なぜこんなに色が付いているのだろう、とか思いながら。チーズや肉は冷蔵庫ないときついが、これはいいタンパク源になりそうである。

 


日本人女性の方と空港で再会を約束して別れ、ロストバッゲージの受付に向かう。おじさんに昨日もらった紙を見せると調べてくれたのだが、もう貴方が泊まるホステルに送ったとのこと。はぁ?!昨日私取りに来るからって言ったじゃん!!という気持ちは隠して、そうですかと答えて電車に乗り、20分ほど行ったwinterthurという街に向かう。ホステルはわかりやすい場所にあり、受付に入ると、私の緑バックパックがあった!無事ここまで届けられて安堵した。

 


30時間の日プラス3時間睡眠プラス昨日シャワー浴びてない、という三重苦なので、シャワーを浴びてとっとと寝ました。

 

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