Kenya Day105

朝5時半、まだ夜明け前に食堂で朝食を済ませて6時からサファリスタート。ゲートに入るなり、キリンの群れ。朝焼けバックにいい絵が撮れた。ヌーやシマウマはたくさんいるので、もうそこまで珍しく無くなってくる。本当に面白いように、そこら中に動物がいるのである。マサイマラ国立公園のエントランスをくぐった途端にたくさんいるもんだから、もはや超デカイ動物園のような感覚になった。

 


ライオンも結構いる。チリ人は相変わらずうるさくて、動物に対して歯笛で呼びかけるものだから、ドライバーからあんまりやると罰金されるよとお叱りを受けていた。フンバやチーター、ホロホロ鳥、ハゲワシが死体に群がる様子、インパラ、ミーアキャットなどを見て、動物群を抜ける。デジカメくらい持ってこればよかった。iPhoneのカメラではズームに限界がある…となかなかいい写真が撮れないので歯がゆかった。象やライオンなど、Big5級なのがいると、すぐにサファリカーの人集りができる。動物たちはあまり逃げる様子もなく、ちょっと迷惑そうな感じで人間のことは無視していた。

 


今日はタンザニアセレンゲティ国境付近まで行って戻ってくるという王道コースらしい。ちょっと奥に入ると動物にもまばらになり、ヌーでさえ見なくなる時もしばしばあった。と、一本の木の麓に、ダチョウのオスの姿が見えた。まさに孤高。片足ではなかったが、エルフのような風貌で、カッコいいと思った。ゾウは遠目に見てもわかるほどのシルエットで、存在感がすごいので恐竜みたいだと思った。

 


途中うつらうつらしながら、こんなくぼみもハイエースで行くの?ランクルじゃなくて大丈夫!?というオフロードもガタンガタンしながら進み、マサイマラのボーダーを目指した。

 


お昼近くになって到着。レンジャーが銃を持って人グループに一人つきっきりになってカバやワニの説明をしてくれた。レオパードが木の上に隠したヌーの食べ残しなども見つけた。ランチボックスはサンドイッチにチキンやリンゴなど。かなりの数でモンキーたちが集まってきて、ドライバーがパチンコなどで追い払っていたが、グループのうちの一人のサンドイッチがとられた。モンキーは子連れもいて、母ザルは子猿を抱っこしながら食べ物を狙っていた。

 


タンザニア国境まで来たので折り返し。しばらくは淡々と走っていたが、急にスピードが上がったので何かと思えばサイの目撃情報が無線で入ったらしい。遠目に、のしのしと大きな動物が見え、カメラのズームでツノが見えたのでサイだとわかった。見れないと思っていたのでとてもラッキーであるが、サファリカーがどんどん集まってくるにつれ、彼は茂みに隠れてしまった。

 


これでBig5は見れたと言っても過言ではない。ドライバー曰く、レオパードは見つけるのはそれほど難しくないようなので、サイが見れたらもう満足である。ところが、最後になってレオパードがなかなか見つからず、木の上や川沿いを走りながらあちこち探すも姿は見つからず、かなり探して、ようやく川辺の茂みで昼寝をするレオパードを発見。ただ、この位置からはかなり写真で取りづらく、一応見たけど、ハッキリ見れたわけではなかったので残念である。

 


陽も傾き始め、帰路につく。キリンやヌーやシマウマを眺めながら、太陽に当たったのと、写真を撮るので必死だったのとで疲れてしまった。終始おじさんがひしめくハイエースの中にいたし、良い場所取りをするのもイージーではなかったので。

 


キャンプに戻ってシャワーを浴び、夕ご飯をチリ人のおじさんたちと食べてこの日は終わり。テントに戻ると電気が消える時間の前に寝てしまった。

 

f:id:N5-phage:20190929213831j:image
f:id:N5-phage:20190929213828j:image
f:id:N5-phage:20190929213826j:image
f:id:N5-phage:20190929213835j:image
f:id:N5-phage:20190929213842j:image
f:id:N5-phage:20190929213838j:image