Netherland Day86

雷雨とたった一匹の蚊のせいで全然寝られなかった。仮眠程度に寝たと思ったら、マラリアの薬のせいなのか、かなりSFチックのグロい夢を見た。

 


6時半には体を起こし、洗面所の掃除や使った部屋の掃除機がけ、パッキングを済まし、ケフィアを一杯飲み、Yapの登校の車に同乗させてもらって、バス停まで行く。Wilkoに別れを告げ、バスが現金が使えず、クレジットのみという事実を運転手にDebbinaが確認してくれ、そして彼女にも別れを告げ、Eind hovenの駅まで結構満員のバスに揺られる。

 


どこに行こうかしら、今日の夜にアムステルダムにつけばいいんだよねー…。と本当に無計画のままに、とりあえずキンデルダイクに行くことにした。駅でサンドイッチを二つほど買い、一つは電車内で、もう一つは昼に食べようと思った。Rotterdam中央駅で乗り換え、さらにバスを2つほど乗り継ぎ、キンデルダイクへ到着。(なぜか一本目のバスが無料だったのだが。)うーん、観光客で溢れかえっている。もちろん日本人もいた。風車には一度入れてもらったので、入場券は買わずに、外の歩道を歩いて、風車が並ぶのを撮影することに。バックパックを背負って、20分ほど写真を撮りながら道を歩く。ベンチがあって腰掛ける。…以上!特にやることもなく肩も重くなってしまった。つまり飽きちゃったのである。レンタサイクルとかできれば、もっと一回りでもできるのであろうが…。元来た道を引き返す。この時点で13時半頃。じゃあ次はゴーダにでも行こう。

 


同じバスと電車で中央駅まで戻り、今度はゴーダ方面へ。猛烈にトイレに行きたかったのに、有料トイレさえ駅にはなく、この後脳内メーカーの半分は尿意という言葉で埋められるのであった。駅から少し歩けばマーケット街になるらしかった。15分も歩けば商店街っぽくなり、さすがチーズの街、至る所にデフォルメされたグッズが飾ってあった。興味のあるショップを覗いたり、広場までいって、チーズ計量所に入ってチーズカッターとミニサイズの削るやつを買った。また、調理器具を扱う店が楽しすぎて、つい長居してしまった。

 


とまあ一周もすれば肩も疲れてくるので、時間も17時近くになったことだし、ようやくアムステルダム中央駅へ。ここで通信の不具合からGoogleマップが開けず、右往左往する羽目になった。私のモバイルバッテリーはやはり故障したらしく、もう充電さえできないので、アフリカに備えるためにモバイルバッテリーがどうしても欲しかった。調べたところによると、中央駅近くに電気屋さんがあるのでそこに行くことにしていたのだが、最初反対方向に進んでいて、しかも自転車がうじゃうじゃしていてなかなか前に進めず、疲れた。マップが使えぬまま、なんとか電気屋に到着。意外にもバッテリーはすぐ見つかり、ついでにバーゲンしていたiPhoneのヘッドホンジャックを今度こそ本物を購入できた。隣にあったスーパーにより、ツナ缶を消費したかったのでパスタでも作ろうと、材料を買ったのはいいものの、今日の宿にキッチンはなかったというオチ。

 


その後、マップが復活して、宿までなんと4kmもあった。アムステルダムの街は水路がそこかしこにあって橋だらけである。そんな街中をひたすら歩いて、アンネの家も知らぬまま過ぎていて、色んな店を抜けて、汗もかきかき、疲れ果てた頃に到着した。ザ、街中の家で入ってみると階段が心臓破り急だった。受付を済ませ、パスタは作れず、ツナ缶にトマトソースをかけたやつと、ゴートチーズをそのままかじるというワイルド飯。部屋に戻り、買ったバッテリーを早速充電したく、優しい同部屋の子がプラグを譲ってくれた。彼女は夜の街へおめかしして繰り出していった。誰も居なくなった部屋でシャワーを浴びた後、ゴロゴロしながら調べ物をし、寝不足もあってかいつのまにか寝ていた。

 

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