Netherland Day85

昨日に引き続き、鶏の餌やりと水をやりに行く。鶏たちは余ったヨーグルトや少しカビてしまったパンを食べているので、なかなかの朝食ではないだろうか。水槽が壊れているのに気づかず水があふれてしまい、2度も往復する羽目になった。

 


水曜日は牛乳のパスチャライズと配達なのでWilkoがその準備をすると同時に、私はパスチャライザーを洗浄した。

 


コーヒーブレイクに2杯も飲み、お腹がタプタプになりながら、先週行った果樹園に行き、今日仕事が休みのDebbinaと共に超すっぱい&渋いベリー詰みである。ネトルに行く手を阻まれながら、少しづつしか収穫できないので、とても地味ではあるが、ちょっとずつ溜まっていく収穫物を見るのは楽しい。これはドライフルーツのシートになってムスリに混ぜるそうだ。

 


昼ごはんの時に、ケフィアを出してくれた。ケフィアはもう少し東のヨーロッパでよく食べられる乳製品で、乳酸菌の種類がヨーグルトと違うのかアルコールが微量に含まれるため、微炭酸感がするのである。殺菌していない牛乳を使っているので、パッケージデザインがなかなかイカす感じだった。

 


その後は航空会社のマイレージポイントについてあれこれ調べたり格闘して、結局帰国してからじゃないと対応できないことが分かり、少し昼寝をして、おやつにさっき摘んだベリーのアイス(激すっぱ)を食べて、本を読んで、少々の洗濯物を手洗いし(水が真っ黒。どんだけ汚いの。)、夕飯を食べて、Faboの散歩に出かけた。雲行きが怪しく、ちょうど出かける時に雨がパラパラと降ってきて、傘をさしながら短めの散歩をした。

 


30日まで滞在したいと申し出るつもりだったのだが、タイミングを逃し、ホストも明日私が出立すると思っているようなので、それもありかなと思い、明日出ることにする。アムステルダムに一泊すればいいや。ということで最後のwwooferを終えることになる。観光も挟みながら3ヶ月間、計6カ所の農場に滞在させて頂いた。ヨーロッパに来る前まで夢物語かもしれなかった私の目標は、全然実現可能な範囲であることを確信させてくれたのであった。デンマーク有機の必然性やアンチGMOを学び、スイスで小さな酪農と放牧の可能性を見出し、オランダで小さな乳加工やCSAを知った。私を洗脳してくれるには十分なインプットと、個性の豊か過ぎるホストたちであった。

 


明日はバックパックと共に、アムステルダムを目指しながらフラフラと移動しよう。そんで明後日は、チーズ勉強中のE君に会おう。

 

f:id:N5-phage:20190831180300j:image
f:id:N5-phage:20190831180241j:image
f:id:N5-phage:20190831180320j:image