Garmany→France Day74

夜行バスの中で朝を迎える。夜行列車やバスは運賃も宿泊費も浮いてお得だが、2日目ともなると流石に寝不足である。

まずギリギリ1ユーロあったので、トイレに行って歯磨きやコンタクトをつけ、身支度を整える。そしてフランクフルトからパリへの高速列車の予約がウェブで取れなかったので、DBの窓口へ行って空席があるか聞いたが、残念ながら乗りたかったやつは満席だった。しかし、次の便で18時パリ着の列車予約を取ってくれたので、まぁ今日中になんとかBayeuxに着くことはできるだろう。

 


またまたノルマンディーにいこうとしている。一度、ノルマンディ牛を見てカマンベールを食べるためにリジウーに行っているにもかかわらずである。もう一度行くのは大変迷ったのだが、ロシア航空に乗った時に見たプライベートライアンがよくできた映画で、是非訪れたいと思ってしまった。幸いユーレイルパスで電車賃をそれほど心配する必要はないし、フランスのザ観光地には興味ないから、これを逃したらもう行けないんじゃないかという考えに至り、再びノルマンディーに向かっているわけである。

 


berlinを8時に出発。4時間半かけてフランクフルトへ。車内ではほぼ寝ていた。13時に到着し、14時にKarlsruhe行きのTGVに乗り、そこで乗り換え、Paris estに18時に着く。TGVは予約したのに席に男性が座っていて、周りは大家族に囲まれる状況だったので、ちょうど廊下に2人分無名の席があり、そっちの方がいいやと思ってそっちに座っていた。時間は定刻通りで順調だった。estからlazareに地下鉄で移動。人が多く熱気ムンムンで汗ばんだ。ここはもう7月の半ばに一度来たことがあるので、迷うことなく行けた。何度か買い物をしているスーパーで夜ご飯を買い、いざ再びノルマンディを目指す。つくのは21時半だ。

 


Bayeuxの街は小雨が降っており、フードを被って街の中を歩いた。マップ通りに行くと、商店通りに出てバーやレストランで賑わい明るかった。ホテルはその通りの奥にあり、中心街よりは静かな場所だった。20時以降はレセプションが閉まってしまうとあらかじめメールしてもらっていたので、エントラスに入ると私の名前が書かれたキー入りの手紙が入っていた。16番の部屋。9番以降は外の建物から入る作りになっていたが、どういうわけか13番と16番の部屋が見つからない。しっかり落ち着いて手紙を読むと、なになに、木の階段を通り過ぎて窓の扉の部屋となっている。その扉は先程試したが、念のためもう一度鍵を通してみると開いた。危うくホテル内で遭難するところだった。中に入るとお洒落な作りになっていたが、それどころではなく靴下を脱いでベッドにダイブした。久しぶりに横になれるありがたみ。wifiの接続は見つからなかったが、このまま寝てしまうだけなのでどうでもよかった。シャワーを浴びないととか思いつつ、気づいたら寝ていた。

 

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