Swizerland Day39

6時に起きて思いバックパックを引っさげて駅へ向かう。インターラーケンからユングフラウヨッホまでの鉄道はユーレイルパスが使えないので買わねばならない。ディスカウントが25%あっても往復170フラン…。高い。ただこれを払ってでも行かなくては、スイスに来たとは言えぬ!売り場のおばちゃんは優しかった。

 


程なくしてインターラーケンを出発して、Lauterbrunnenへ向かう第1の列車へ。日本人や韓国人、中国人の姿が多く見られ、ザ観光地である。ただ、こんな時でさえ車内で動画を見る奴の気が知れぬ。外の景色を見ろよ!と思わず言いたくなる。第1列車はまだそれほど登りでもなく、普通に森の中を抜ける感じだった。Lauterbrunnenで下車、第2の列車に乗り換え。Kleine Scheideggを目指す。最初の方はガスっていたので残念に思っていたが、晴れ間が!お天道様にまた感謝である。いよいよスイスらしい山の絶壁が現れ、興奮度高め。つい立ち上がって反対側の窓に移り、景色を眺めた。そして駅で乗り換えて、いよいよユングフラウヨッホに行く。途中からお客さんがだんだん増えてきて、最後の列車には並ぶほどだ。急勾配でゆっくり進む。ほとんどトンネル。景色は乏しかったが、途中Eismeerというところに一時停車し、みんな駆け下りていった。

 


ユングフラウヨッホ駅に到着。観光客だらけ。常にバックパックが重すぎて邪魔で、外に続くトンネル道にコインロッカーがあったので入れようと思った。しかし小銭はあるのだが、5ユーロコインが使えない…。いけないとわかっていたけど、1番隅に突っ込んで扉を閉めた。外へ出るとそれほど寒くなく、雪が一面を覆う。周りの山々が見渡せるような快晴。ずっと道が続いているので歩いた。が、頭が急に痛くなり、観光客ゾーンを抜けると急に風も出てきて冷たい。少ししか進まないのにどっと疲れる。途中、後ろから女の子に話しかけられる。彼女はNZから来て大学はスウェーデンらしい。彼女の両親が私の前を歩いていて、なんと酪農家だという。奥さんの方は山に向かって上裸になり、背中側から写真を撮っていたが、日本人はしないよなぁ。息を切らしながら自己紹介やNZのカンタベリーに行った話などして、別れた。私は奥まで行く気力がなかったので引き返した。

 


私の荷物は取られていなかった。頭がガンガン痛い。空気薄いとこんな感じになるのか…。と苦い思いである。列車はグリンデルワルド方面へ。車掌さんが記念のチョコレートをくれた。車内であっという間に食べた。

 


グリンデルワルドの駅周りはお土産屋さんやカフェで人があふれていた。日本語案内所は14時からみたいなので、とりあえず荷物をホステルにおいて来なければ、疲れきってしまう。けどこっから登り道2km。横目にアイガーを見ながら、なんとかなんとか登り、宿へ。スイスっぽいログのホテルである。なぜかwifiが繋がらないのが無念なんだけど。荷物を置き、少し休憩した後、街に繰り出す。まず、日本語案内所に行き、明日の朝イチでブスアルプに行きたいのだが、バスについてを相談。割引がなく、正規料金になってしまい47フラン…。しかし、この場で往復券を予約できたのでよかった。私の前にも後にも、日本の観光客が並んでいた。

 


明日は時間がないのでお土産屋さんを見まくる。何と言っても、牛、牛、牛グッズだらけ!もう全部欲しいレベル。とてもいいお店を一つ見つけ、マグネットを2つ購入。フレデリックの家の冷蔵庫は娘が揃えたマグネットでいっぱいだったけど、あんな感じにしたい。一応、デンマークアイスランドとスイスを集めたのでこの調子で…!そしてスーパーで安売りしていた牛のマグカップ。包んではもらえなかったので、洗濯物に包もう。最後にカウベルである。お土産用はとても派手なので好かず、飾りがヤギの皮で作られたものが高価ではあったが悩んだあげくこれにした。熊よけの鈴にしよう。他にも、木工製品&皮毛&牛や鹿モチーフの素晴らしいお店やアイスクリーム屋さんなどを見たりして楽しんだ。

 


宿に帰ると、オーストラリア人の女の子が入り口でスマホの充電をしていた。部屋のコンセントに穴が刺さらなかったらしい。変換プラグを貸してあげた。また、部屋でゴロゴロしていると、日本人とスイス人ハーフの同部屋の人達が帰ってきて、2人とも日本語を話せるのでつい、話し込んだ。1人の子はスイスの大学で法律を学んでいるようで、色々教えてくれた。農業人口2.5%であることや、ドイツなどから沢山輸入していること、なぜお金持ちか、戦争中の中立国としての立場はどうであったか、多くの人がストレスフルであることなど、疑問に思っていたことに答えてくれた。また、オススメの映画なども。

 


夜も更けたので就寝。明日はブスアルプというグリンデルワルドから少しあがったところへ。ただただ、放牧されているのを見るためにだけに。そっからインターラーケンに降りてグリュイエールまで行くのは、時間がパツパツなんだけど。

 

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