Swizerland Day57

さて昨日はお出かけしたものの、今日もいつも通り始まる。Danielaが仕事場に行ってしまう前に少し話して、あまり朝の作業は手伝わぬまま朝ごはんを迎えた。私にはMonicaが書いてくれたto do リストなるものがあって、それを終わらせたいのだが、綺麗にすべき白い車はDanielaが通勤に使っていたり、倉庫を掃除しようと思っても、捨てるべきものと残すべきものの区別がつかないので一人ではできなかったり、なかなか進まないのである。そして今日の午前中はPatric指揮のもと、倉庫の整理をすることになった。

 


農家の倉庫は基本汚いが、無いものはないのではないかと思うほど何でもある感じ。特にスイスの農家はびっくりするほど、博物館行きなのではないかと思うくらい古い道具が沢山ある。紹介したギシギシフォークと、死神の大鎌は是非日本に持ち帰りたい逸品である。他にも魚籠みたいなカゴだったり、木のスキー板やストック、ソリ、ミルクバケットも缶のが普通に使われているのでワクワクする。木造倉庫の梯子を上るとそこは異世界である。というわけで、作業はあまり進まず、ながーい芽の出たジャガイモを犬猫のフードにするからと芽取りしたり、腐って土に還った人参を一輪車に積んだりして午前中は終了。

 


昼休憩の後、続きをするかと思ったらHanzの方の畑に連れていかれ、枝豆とトウモロコシの除草である。まだ芽が出たばかりの枝豆なので、傷つけぬようそっと手で除草した。こっちでは珍しい野菜が流行っているのか、大豆や、Danielaは自分のビニルハウスで、ジンジャーとスイートポテトも育てていた。はて、スイスの気候でできるのかは疑問なのだが…。そして、集草地のギシギシの除草も。ドイツ語ではグラッケンと呼ばれるのだが、Patricは"ギシギシ"の方が気に入ったらしく連発していた。

 


キリのいいところで帰ってきて、Hanzは透析しているので、Anarisと一緒にセンターへお迎えに付き添った。

 

夕食という夕食はなく、いつもチーズ、パン、ヨーグルト、昼の残りを勝手に出して食べるスタイルなので、今日はブルーゴートチーズに蜂蜜をかけたブレットを食べた。この組み合わせは最高。他には代え難い味わいである。Analisが1st August(スイスの建国記念日で祝日)のため、ケーキを焼くというのでそれをみたり、Monicaと百羽鶴完成のため、頑張って折っていたりしたら夜は更けていった。

 

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