Swizerland Day55

朝は7時半からベットメイクや哺乳をそれとなく手伝って、朝ごはんを食べた。差し入れに山盛りのアップリコットがあってかじると酸味の強い桃の味がした。

今日からアプレンティシップ(農家になるための実用的な研修)の体験に1人男性が来ていて、その人とPatricと私の3人で、チャリにギシギシフォークを積み、放牧場へギシギシハンティングに出かける。日本でも問題であるこの雑草は根がとても太く深く、上層部を刈っただけでは屁でもなく、それどころか根を傷つけて少しでもかけらが残っていたりすると、前よりさらに強くなって再生するのである。また種子も堆肥発酵による80℃でも死なずに発芽する。ラウンドアップをかけたところで…なのである。フォークで一つ一つ見つけては除去していくのが確実で、毎年やれば必ず減らせる。3人でタバコ休憩などを挟みながら(私はもちろん吸わない)11時半くらいまでやり、昼休憩に牛舎まで戻った。道路沿いに古いトラクターが自由に売られていたり、もうすぐ収穫するりんごをもいで食べるとまだ少し酸っぱいものの、フレッシュで美味しい。スイスの良き田舎であった。

 


午後からもギシギシハンティング。違う牧草地に自転車で趣き、ただひたすら2メートル間隔に並んで除草した。終始ドイツ語だったので、私は会話には加わらなかった。とても暑い日だった。

 


16時頃に作業を終え、家に戻る。今日は姉妹の1番年長者であるAnaが乳製品会社の仕事終わりに寄るというので待っていると、29歳とは思えぬハイテンションで登場した。寿司にものすごく興味があるそうで、昨日彼女のために残した材料で早速作ることに。作るのは上手だったが、終始喋りながらやっているためものすごく時間がかかっていた。姉妹の性格が全然違うので、とても興味深かった。AnaとMonicaとお喋りをした後、牧場の作業を手伝い、今日は終了した。

 

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