Denmark Day2

デンマーク2日目。昨日はホステルで風呂にも入らず、歯も磨かず、倒れこむようにして寝たので現地時間5時に目覚める。もう外は明るい。日の出が4時半、日の入りが22時頃で太陽がいないのはたった6時間。二段ベットは安いやつなので、少し動いただけで軋み、下の人を起こしてしまう。7時頃まで寝たり起きたりを繰り返した。サンテラスのようなところでサンドウィッチを食べながら、Eurailpassの地図を広げ、使い方を確認する。アクチベーションをオンラインでしてあったみたいで、過去の自分に感謝した。これで後は乗る電車をリストに書き込み、電車に乗るだけである。グローバル3ヶ月パスがあれば、ふらっと電車乗って、どこまででも好きなところへ行けてしまうと思うと、ワクワクである。

チェックアウトを済ませ、途中スーパーでナッツを買い、コペンハーゲンの駅へ向かう。中央駅なので沢山列車があり、少し戸惑ったが無事Holbæk行きの電車に乗れた。ヨーロッパの電車は席が日本みたいに向かい合わせではなく、普通車であっても2列ずつのシートになっていて、座っていいのか迷った。自転車やベビーカー置き場もあり、簡易椅子が付いているので、とりあえずそこに座っていたが、自転車で乗ってきたおじさんに退いてよと言われ、立つことになってしまった。途中、車掌がチケット確認にきたが、パスを表示したら何も言われなかったので安心した。

40分ほど揺られ、Hvalsøに到着。約束より早く着いてしまったので、ナッツを齧りながら、ウトウトして待った。

11時ごろに、車でMichelが迎えに来てくれた。今回最初の農場は、MichelとMargretheの老夫婦がやっているリンゴ園であり、グースとダックを数十羽飼っている農場である。wwoofer として初の逆オファーをもらったので、行かないわけにはいかないだろう!

Hvalsøは結構田舎で、鹿をあちこちで見る。10haほどの土地の中に、大きな庭とドールハウスのような可愛い家があり、奥へ行くとリンゴ園が広がっている。最初に部屋を案内してもらうと、とっても大きなお家で、ロフトみたいな二階に部屋がいくつかあり、どれも好きに使っていいという。壁が本棚になっていたり、ベットが三角屋根の下にあったり、窓辺に勉強机があったりして、私が切望してやまない感じの部屋であった!

農場内を案内してもらいつつ、有精卵の孵卵器や、いくつかある池、小さな小さなログハウス、ウォールナッツの木…などなど、童話に出てきそうな雰囲気である。Michelは狩猟もするらしく、教えてくれるという。仕事は午前のみ、後は好きに過ごしていいよと言われ、田舎のおばあちゃん家に夏休みに遊びに来た孫状態だ。

ランチ(Margretheの料理はとても美味しい!)の前に日本のお土産として、桜の手ぬぐいやジェットストリームのボールペン、日本食のシールをあげたら、とても喜んでくれて嬉しかった。彼女は手ぬぐいを包んでいた紙の桜柄の部分を切り取って、しおりにするという。こういうところなんだろうな、お金があってもシンプルな生活をして、心が豊かというのは。オリーブのピザやサラダを食べ、午後からリンゴの木の下の草刈りをした。久しぶりに草刈り機を使い、腕が筋肉痛になった。残念ながら収穫は9月から10月で、今は丁度、花が終わった後。枝の剪定や草刈りが主な仕事である。

2時間ほど草刈りをし、燃料も無くなったので切り上げる。時差ボケでとても眠く、少し昼寝するよと言って、ハンモックで横になってみた。が、とても大きな蚊に襲われ断念…。与えられたベッドで横になった。

 


気づくと朝4時!あれ…17時から寝て小1時間昼寝しようと思っただけなのに…。夕食もシャワーもなにもかもすっ飛ばしてしまったことを残念がりながら二度寝した。

 

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