Denmark Day3

二度寝から目覚め7時。キッチンに行くとMargretheが朝食の支度をしていた。昨日からトイレの流し方が分からず、大変困っていたため尋ねると、ボタンを押すのではなく引くタイプだった。盲点である。昨日はよく寝たね!と言われ、12時間も寝ちゃったよと苦笑い。朝はオートミールと100%ここで作られたリンゴジュース(めちゃくちゃ味が濃く美味しい)、などを食べる。ふと、ヨーグルトや牛乳がオーガニックであることに気づき、デンマーク認証のマークが入っていた。簡単にオーガニックといっても、畜産でやるのにはかなり難易度が高い。ホルモン剤ペニシリンなどは一切使えないし、恐らく牧草に使う肥料や除草剤なども制限される。日本でやっている人はいるのだろうか…。しかし、お灸や漢方などもあるように、日本ならではのオーガニックがありそうな気がする。

午前は庭の除草や、グース達の小屋に敷草をしたり、アップルビネガーを作る容器を洗ったりした。時節雨が降ったり止んだりであった。久しぶりにミニサイズのジョンディアトラクターに乗り、乾草を牽引。鶏の敷草をするため、片側しか通れないほどの狭い通路に突っ込む。後でバックすればいいだろう、位にしか考えていなかったが、これがまずかった。久しぶりであれど、牽引はできる方である。が、トレーラーの柄が以上に長く、しかも歪んでいて、タイヤは動かず、すぐにジャックナイフしてしまう。20分ほど戦っていたが、みかねたMargretheが助けに来てくれた。手で押した方が早かったのである…。

ランチはブロッコリーとチーズのキッシュやポテトサラダ、フィッシュケーキ(かまぼこみたいな味。日本人は好きだと思う。)いつになく満たされている。

今日はランチの後は自由で二人とも別々に出かけてしまうというので、まず第1にシャワー浴びた。そして日本から持ってきた本を読み、眠くなったらウトウトを繰り返した。外で日向ぼっこしたかったが、雨が降っていたので諦めた。まだ外は16時くらいに明るいのに、時計を見たら19時!太陽の具合で生活すると全然時間がズレてしまうので危険である。

Michelが帰ってきたので、夕飯の準備。Margretheは息子に会いにコペンハーゲンに行ってしまったので、今日は2人である。昼の残りと、ポテトを焼いて、魚も焼いてくれた。デンマークの税金や社会保障や、幸福度が高いことなどを話した。税金は所得の60%にもなり、消費税も25%だそうだ。た、高い…。でも人々はあまり不満を感じていないようで、だから幸福度世界一なのである。

気づけば21時をまわりベッドに着く。午前中は働き、午後は昼寝をして好きなことをして過ごす…。幸せである。

 

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