岩手Day3

雫石の道の駅で目覚めたが二度寝し、8時半に起きて小岩井農場へと向かう。朝9時からの開園で、殆ど人はおらず老夫婦が数組いるだけだった。10時からの歴史的文化財である上丸牛舎のツアーに申し込み、時間があったので園内をぶらぶらし、岩手山や羊や馬の写真を撮って過ごした。

ツアーは私と1組の夫婦のみで3人。GWは毎日1万人の来場だったというから、少人数教室の好きな私にはぴったりであった。まだ現役で使われている牛舎は、すごいなぁと思いつつも、作業動線が使いづらそうだった。1号牛舎は対尻式のつなぎ飼いで、牛名板といい、ウォーターカップやミルクラインやカウトレーナーその他もろもろ、八農の牛舎と殆ど同じだった。あの牛舎ももう少し時が経てばそうなるかもなぁ。今は観光客の立場で見にきたけど、数年前は作る側だったし、岩手山八ヶ岳が重なってみえた。小岩井農場の資料室で写真や展示品を見て、原野から植林し、沢山の労力がかかって今の形があることがわかった。酪農や種鶏、森林事業、観光、小岩井農場は多くの雇用を生み出している。ツアーが最終に差し掛かる頃、そういえばりんごやぶどうジュースに小岩井のロゴが入っているけど、果樹もしているのか?とガイドさんに聞くと、果樹はしておらず、キリンがロゴのみ使用しているとのこと。え?なんのために?私にはよく分からない。

ソフトクリームを食べたり、お土産を眺めたりしてお昼をまわった頃、小岩井を出て八幡平へ向かう。ここらは酪農家がかなりいて、牛舎を横目にしながらのドライブはなかやか楽しいものであった。正直、観光牧場よりも本当に農業をしているところに興味がある。私は昔から寒い地方に見られる屋根がそった囲い型の牛舎が好きだ。見つけるたびに写真を撮りたくなるが、すすまないので断念した。八幡平のスカイラインはとてもいい眺めで、残雪がかなりあり、5月だというのに雪道を走っているようであった。頂上付近の駐車場にはかなり人がいた。湖が凍って、真ん中が白くなっているため、龍の目に見えることからドラゴンアイと呼ばれる景色を見ようと、残雪の道を20分ほど運動靴で歩いた。うーん、言われればそうかなぁ…。

ところで、道の駅のスタンプラリーを始めた。1枚200円もするカードを買うと、スタンプを1箇所押してもらえる。これをコンプリートして応募すると、スペシャルカードがもらえるらしい。それにしても出費が痛い。けどやってしまっている自分がいる…今のところ3つ集めた。

八幡平を出た後は今日のゴールである葛巻へ。わが町わが村で調べたところ、酪農家が160戸あるらしく、ミルクとワインとクリーンエネルギーの町とうたっている。今日はここの道の駅に泊まり、明日朝早く町を駆け回ってみようと思う。

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