岩手 Day1

一ノ関のビジネスホテルで一泊し、久しぶりのベッドで熟睡した。朝食付きだったので沢山食べた。

タイムズレンタカーで黒のフィットをレンタルし、前沢に向かう。田植えの季節で田んぼか水でひたひたになっている平野を車で窓を開けて走るのは気持ちよかった。

ここで正しいのだろうかという会館的な建物へ到着。牛の博物館が主催する、動物の標本作り教室に今日は参加なのです。狩りガールの人や、牛の繁殖の仕事をしつつ、ヤギのスカルを持参している人、岩手大でサークルを立ち上げた人や学芸員の人たち…。普段の生活では中々出会えない自分と同じ考えや、趣味の似ている人たちに出会えて、とても有意義な時間だった。やった内容はタヌキの皮剥と骨の取り出しだったけど、飛び入り参加で自由にやらせて頂き、継続的にはできないけど、なめし方や骨標本作り、鳥の標本作りを見れただけでも十分だった。動物の体は神秘的で精巧で、どんなに難しいジクソーパズルよりももっと難しく作られている。皆さんやろうと思った事を行動に移していて、バイタリティがあってすごいなと思った。やっぱりETも銃所持も大学生のうちにやっておこうかなぁ。思い立ったら即行動。

10時から始まって、話に花も咲き、終わったのは18時過ぎ。ご飯食べに行こうと誘ってもらったので、地元の方が知る洋食屋さんへ。岩手や宮崎の話をして楽しい時間であった。お金を払おうとすると、学生だからいいよとご馳走してもらった。代わりに岩手のもの買ってくれたら嬉しいだって。そんな事、自分に言えるだろうか。私も働くようになったら、学生には同じことをしてあげたいし、しなければならぬと思った。本当は泊めてあげたいんだけど、と今日出会ったばかりなのに人々の暖かさに触れた。丁寧に断ったけど。

繁殖関係の仕事についている女性の少し話した。やっぱり就農したい人は男女問わずそれなりにいるんだなぁ、と刺激をもらう。ただ、今の日本の畜産経営は規模拡大して借金を背負ってのスタートじゃないと認められるのは難しい状況にあることは間違いないと思った。スキマ産業だから、この言葉をどこまで信じ切れるだろう…。

9時をまわり、紹介してもらった銭湯に行き臭いを落とす。漫画コーナーがあり、ついついデスノートを読んでいたら日付が変わる。明日は牛の博物館に行くというのに…。

今日は道の駅みずさわで一泊になりそうです。

 

※血など解剖系の写真となる為、あえて写真は載せなかった。