Swizerland Day48

朝余裕を持って起きてシャワーを浴び、ゆで卵を食べていたら、マカオからきた女性に話しかけられる。たわいもない話をしていると、大学の友達から電話がかかってきて、つい30分くらいの長電話をしてしまった。

 


早めにチェックアウトをし、駅前のCoopでサンドイッチとアップルサイダーを買って朝食とした。スイスは今日も暑く、日中は34度くらいある。電車でWeinfeldenという街まで行き、バスに乗り換えてBanikonという村まで。今度のホストはバス停のすぐ近くに牧場があるという。

 


メールに添付されていた地図を見ながら、ここかなと恐る恐る近づくと、ピンポンを押す前に扉が開いた。ホストマザー(名前はまだ覚えれていない)と今回のホストであるDanieraの姉が迎えてくれた。てっきり私はDanieraとは60代くらいの男性と思っていたが、25歳の大学修士の女の子であった。彼女は農業学校の事務として働きつつ、家は昨年ちょうど継いでオーナーになり、修士にも通っているという、スーパーウーマンであった。彼女は5時過ぎないと帰ってこないというので、暫くマザーと姉と身の上話をし、あと、もう二人ここで学んでいた研修生かつ今は働き手になっている男性の従業員二人と話したり、牧場内を案内されたりした。

 


お昼になって、ミートスパゲティをみんなで食べた。ここの牧場は、両親がそれぞれ親から継いだ牧場を合体させており、ここから6kmのところに第2牧場があるという。といっても牛は今いる方がメインで、第2の方は畑作と飼料作がメインらしい。そして、父の方は今病気で入院しているという。え?!そんな大事な時期に、私みたいな者を受け入れてもいいの?!と若干焦ったが、問題ないと言ってくれた。

 


その後、ガーデンに出てベリーを摘んだ。今がシーズンでボールいっぱいに摘んでもつみきれない。だがすぐにMonica(Danieraの姉)から買い物に行くけどついてくる?と聞かれ、一緒に行くことに。coopに行き、ヨーグルトやチーズやラザニア用の生地などを買った。ヨーグルトでチョコレートとかコーヒー味って合わないと思ったけど、以外にいける…!こっちではオーガニックはbioの表示で売られている。ただし、さらにbioより厳しい基準のdemterというのがあり、値段もこっちの方が高い。

 


ホッチキスの針も探していたのだが、スーパーにはサイズがなく、文房具屋さんへ行く。店員さんに探してもらうも店頭にはないと分かり、新しく本体も買うことに…。ホームセンター的なのって英語でなんていうんだろう?あと、日本は色んなお店やさんがあるけど、ヨーロッパの建物って外見は古い感じになっているから、何屋さんかわからない時が多々ある…。

 


家に帰ると17時ごろで、パトリック(働いてる人の一人)と色々話しているうちに、Danieraが帰ってきた。彼女は天真爛漫?で元気が良く、ハキハキした感じの人であった。そして、どういうわけか今日は入院している彼女たちのお父さんHanzのところへお見舞いについていくことになった。

 


片道1時間弱だが、身の上話や大学の話をして、病院に到着。せまーいエレベーターに乗り、病室で彼に会い、挨拶をした。髭を蓄え、ハイジのおんじっぽい風貌であった。

 


そして再び家に着くと22時ごろ。私が寝るのは、以前祖父母が住んでいたという離れの家だが、これまた立派。今はDanieraと彼のボーイフレンドが一緒に住んでいる。ちなみにメインのお家は築300年!暫くすると、彼が帰ってきて、挨拶と農業教育について少し話した。(スイスでは農業者になりたければ学校に行くのは必須)

 


というわけで、新しくステイを始めます。

 

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