Denmark Day5

昨日の夜遅くにフレンチの女の子のwwoofer が来たそうだが、私は朝まで気づかなかった。4人で一緒に朝食を囲む。朝の朝食で今日は何をするかのミーティングを行う。本日、6月5日はデンマークでは祝日だそうで、MargretheとMichelの友人が来てランチパーティーをするそうである。やったぁ!ご馳走笑。その前に、りんごの木の下の草刈りを午前中にすることに決定。フレンチの女の子は、Chloeといい、英語を勉強するために6週間ステイするそう。ヨーロッパ人皆んなが英語話せるわけじゃないのね。英語圏でない彼女らが努力していることを知る。

 


彼女はハンドルタイプの、私はいつものノーマル草刈機でそれぞれの持ち場を草刈りし、疲れたら休憩したり、また水草を取ってみたり、おしゃべりしていたらあっという間にお昼がきてしまった。作業をやめ、友人たちがまだ来ないので、本を読んだりしながら待っている間に、Margretheが着々と準備をしていた。テーブルクロスを敷き、水差しやランチョンマットを並べて、花も添えて、オーブンからは香ばしい美味しい匂いがした。こんなエレガントな食事会ほんとにあるんだとびっくりしていた。Tシャツにスエットぽいパンツという不釣り合いな私…。誰も気にしてなかったけど。

 


14時ごろ2人の友達たちが到着し、パーティのスタート。食前酒にシャンパン?やりんごジュースを、ランチはそりゃもう美味しいものが沢山!鹿肉とベーコンのグリル、マッシュルームのクリーム煮、トマトとオリーブのオーブン焼きwithヤギのフレッシュチーズ、鹿肉と香草のミートボール、アスパラガスのグリーンサラダwithアップルビネガー、ちっちゃなポテトたち。テーブルが広いのでなかなか欲しいものに届かなかったけど、やはりMargretheは料理上手である。

 


ひとしきり食べた後、デンマーク語での会話に花が咲いたようで、我々は少し戦線離脱し、テラスでおしゃべりしたり、若いグースを追いかけ回して遊んだ。デザートに再び呼ばれ、ルバーブ、ブラックトン(オレンジ色のベリーみたいなやつで、生は苦いらしい。)、アップル&ジンジャーの手作りアイスとバターケーキを頂く。話題は自殺について。なんでこの陽気な午後にデザートを食べながらそんな話?と思いながら、デンマークでは若い女の人の自殺が多いらしく(といっても日本より断然少ないが。)、SNSを見て他の人の幸せと自分を比べてしまうらしい。スマホは今や必需品で、その恩恵を大いに授かっている私だが、やはり伝書鳩でメッセージするくらいの時代が楽しかったろうな。寅さんの時代が。一人、おじさんが話しかけてくれ、デンマークの良さやDanishの難しさを話した。あと、南デンマークでは農業者がオランダ人やドイツ人も少なくなく、現在農業者募集中らしい。グリーンカード取得もそれほど難しくないらしい。デンマーク人の旦那さんを探し、ここで酪農すればいいのに、と言われる。いやぁ、そういう人生もいいよね。

 


二人と友達は農場巡りに行ってしまったので、Chloeと皿洗いや机を戻したりなどの片付けを済ませ、グースの雛たちもしまって、今日はおしまい。1日が早く過ぎてしまう。

 

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