青森 Day1

前の旅から間髪を入れずに東北へ。以前から大学生のうちに行きたいと切望していたが、このタイミングでぶっ込んだ。帰国後早々、家には帰らず長野県にいたので、借りぐらしの状態が続く日々である。

青森は八甲田山←やっぱり高倉健の映画見とけばよかった、白神山地、恐山に行く予定。あと、道の駅に寄れたらバター餅という東北でしか手に入らないヤツを食べてみたいと思っている。

朝3時頃起き、旅の準備を始める。昨日父と喧嘩し、ふて寝したので手付かずだったが、なんとか間に合い、父に空港まで送ってもらう。

名古屋空港発のFDA飛行機には初めて乗ったが、奇抜な黄緑色で、乗客は30人くらいしかいなかった。小さな飛行機だったし、青森空港が山の上にあるもんだから、墜落するのではないかとヒヤヒヤした。

レンタカーで車を借りる。銀色のビッツだった。4日でレンタルしていたが3日にしたいと言ったらそのまましてくれた。キャンセル料かかると思ってたからラッキーだった。

空港を出たのは9時過ぎ頃。当初白神山地に行く予定だったが、たっぷり時間を取りたいので、八甲田と十和田に行くことを決める。八甲田までは空港から車で1時間ほどだった。最初は、桜や木々が萌える道だったが、だんだんと山道に変わり、残雪は乗鞍のご来光コースみたいな感じになってきてしまった。しかもへんな天気で基本晴れてるけど、雨や雹が降ったり止んだり。こりゃ、登ったら遭難するわ。と登山するのを断念。ロープウェイに乗ることにした。ロープウェイは外国人ツアーとかぶり、日本なのに私がマイノリティ状態。山頂までは10分ほどでついた。スキーヤーが回数券で何度も往復しており、登山する人は見かけなかった…。それにしても寒い。麓は7℃くらいだったけど、風が強いのでもっと寒く感じた。

そのあと、酸ヶ湯温泉に入る。混浴だというけれど一応間仕切りはあるし、そんなに人も多くなく、楽しめた。大衆風呂はこのくらいの広さでないとね。

温まった後、十和田に向かう途中に道の駅らしきところに立ち寄り、せんべい汁を注文する。お客さんは私しかいなかった。ウエイトレスのおばちゃんがご飯も食べる?と料金はとらず、サービスでご飯をつけてくれた。昨日までのGWはたくさん人がいたものの、今日は閑古鳥らしい。

渓流を遡りながら、103号線を走る。降りて散策したい気持ちもあったが、車を取りに往復する気はないので、所々車を止めて撮影。ブナ林はまだ芽吹いたばかりで淡い緑色だった。車のCMに持ってこいな感じのゆるりとした道だった。

十和田湖に到着。公共の有料駐車場に停車し、十和田神社へ。少し歩かねばならないのだが、ホテルやお土産屋さんがちらほらあるものの、その半数は潰れている。存続も撤収もできないままの建物が沢山あり、観光客も殆どいなかったので、何やらゴーストタウンみたいな感じがした。神社は高台の森の中にあって、神聖な感じがした。おより占いがしたかったけど、風が強すぎて湖ではできないよと言われたので、およりだけ購入。令和になったし、と思いおみくじも引いたのだが、お正月に引いたのと同じ小吉。しかも、書かれていること一言一句全く同じ。正直驚いた。もう私絶対小吉やん。今年は。

今年は桜見れないと思ってたけど、まさか青森で見ることができるとは。ソメヨシノを何年も見ていなかったような気持ちになった。

バラ焼きを食べに十和田市まで行くか、明日のため弘前に行くか迷った結果、弘前へ。しかし、ひろさき道の駅は幹線道路沿いにあったため、買い物をした後、つるた道の駅に移動。ここなら広くて安心して眠れると、車中泊へ。車中泊って素晴らしいね。車が自分のお城になった感じ。旅には持って行けなかったシュラフもとても暖かく、快適に眠れそう。

明日は白神山地へ行く予定です。

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